朝に

昨日は、結局今楽しいことをして、今楽しそうなことをすればいいじゃんって思った。そうして寝たんだ。

 

朝目が覚めてカーテンの隙間から差し込む強い光を見た時、ああ今日も今日が来たんだな、と失望したんだ。

 

楽しみなことは、こうなってからも結構あった。だけど私は、その一つ一つを、ただひたすらにこなすんだ。楽しむんじゃなくて。

 

だから楽しいことも今日ある行事も、心がないままなんだ。

 

何処に行こうとしてるんだろう。急いで急いで、その先に待ってるのは死ぬことだけなのに。

 

楽しいことの間にも、その先のことを考えて焦る。何もする必要がないんだから、今はただ楽しめばいい。